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アート伝統プロ

アート伝統プロとは

藤川いずみのライフワークである、箏による三木稔作品の演奏会をシリーズで企画制作し展開しています。

三木稔コレクションシリーズ#31 三木稔没後10年メモリアル「新箏誕生50周年記念~新箏オーバード~」

の成果により​、アート伝統プロは、令和3年度熊本県芸術文化祭奨励賞を受賞しました。

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​令和3年度熊本県芸術文化祭奨励賞受賞

藤川いずみ 三木稔コレクションシリーズ#31
新箏誕生50周年記念 ~新箏オーバード~
三木 稔 没後10年メモリアル

 


公演日時 令和3年(2021)12月12日(日)
開場13:30 開演14:00 終演16:00

公演場所 益城町文化会館ホール(熊本県上益城郡益城町)

 日本を代表する作曲家三木稔(1930-2011)が没して 10 年になる今年、その功績を顕彰する演奏会。

 “マリンバスピリチュアル”で世界的に知られる作曲家三木稔は、自身のライフワーク『日 本史オペラ 9 連作』を  はじめ、幅広いジャンルへの作品を創作しているが、中でも邦楽器に 向けた作品はその数と種類と芸術性において、 日本の作曲家の中で群を抜く作品群を残し ている。  

 三木稔氏の果たした功績で最も大きなものの一つとして、新しい箏の開発とそれを生か すための作品を創造し、  箏を世界的に活躍できる楽器として押し上げたことである。

 伝統的な 13 絃から低音域を広げた“20 絃箏”は、作曲家三木稔と筝曲家故野坂惠子との対 話の中から発案され、

三木氏の音楽的要求と野坂氏の楽器改良の中から1969年に誕生した。

 2 年後、1971 年作曲<竜田の曲>がきっかけとなり、最低音絃が一本加えられ、20 絃は“21 絃箏”になった。

 三木氏は21絃箏を"新箏(にいごと)と呼び、遺作は新箏の夜明けを願い<新箏オーバード>となった。

 "箏曲の歴史では、ちょうど 100 年前(1921 年)に宮城道雄が低音箏 17 絃を開発して以 来の革命的な変化を

もたらした功績をシリーズ通して顕彰している。

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​受賞記事

​邦楽ジャーナル 2022年6月号記事より

第63回熊本県芸術文化祭奨励賞

 熊本県芸術文化祭は、県内の各文化活動団体に発表と参加の機会を広げ、県民に文化・芸術の鑑賞の場を提供することを通じて、文化・芸術活動を促進することを目的に熊本県文化協会が開催している。

​ 第63回は2021年9月~12月にかけ、音楽、舞踊、美術など107事業が開催。

 その中から芸術的価値が高く評価された事業に対し贈られる「文化祭奨励賞」に、

藤川いずみ“三木稔コレクションシリーズ#31”新箏誕生50周年記念~新箏オーバード~

三木稔没後10年メモリアル(12月12日益城町文化会館)が選ばれた。

 5月25日に熊本市民会館シアーズホーム夢ホールで開催した、熊本県文化懇話会・

​熊本県文化協会総会の場で表彰式を行った。

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